Fujitsu PG-LT302 Portable Media Storage User Manual


 
  1 サーバ本体への搭載と導入方法  19
J
Linux のコマンドで使用する場合
シェルスクリプトなどで、バックアップコマンドの後に次のコマンドを実行する記述を
追加してください(/dev/st0 は、環境に合わせて変更してください)
mt -f /dev/st0 eject
NetVault の場合
NetVault のデバイス管理で、デバイス名を確認します。
ここでは、本製品を「NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3)」として説明しま
す。
確認したデバイス名を使用し、NetVault をインストールしたディレクトリ(/usr/
netvault)の scripts/users ディレクトリに、次の内容のシェルスクリプト(ここでは、
tapeeject.sh とします)を作成します(/usr/netvault/scripts/users/tapeeject.sh を作成しま
す)
tapeeject.sh の例]
/usr/netvault/util/nvdeviceeject -servername NetVaultSV
          -devicename "NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3)"
-servername:対象となるサーバ本体の名前を指定します(例 :NetVaultSV
-devicename:対象となるドライブ(本製品)の名前を指定します
(例 : NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3)
バックアップ実行時に、NetVault のバックアップウィンドウで、詳細設定(Advanced
Option)タブのポスト・スクリプト(Use Post Script)にチェックを入れ、users/
tapeeject.sh」を指定してください。
1.7 運用の確認
日々のバックアップ運用上の注意事項を、「付録 A 運用チェックシート (設置・運用確認
編)(→ P.4 0)にまとめてあります。チェックシートを使用して、運用の確認を行ってく
ださい。また、テープ装置全般の注意事項について、本製品に添付の小冊子「テープ装
置、媒体の定期交換とクリーニングで安心バックアップ!」
*
にまとめてありますので、
併せてご確認ください。
* インターネット情報ページ(http://primeserver.fujitsu.com/primergy/)内の「技術情報」
のシステム構築の手引きに最新版を掲載しています。